元バイナリーオプション業者の中の人が書くバイナリーオプションの真実

海外のバイナリーオプション業者に勤めていたからこそわかるバイナリーオプション業者の真実や業界の裏話など。

なぜバイナリーオプションが「詐欺的」「色んな面で危険」だと思われているのか?また、それは真実なのかを徹底検証します

バイナリーオプション”とは簡単に表現すると、ハイ&ローゲーム、言わば丁半博打のようなものです。何分単位のような短い時間が経過した後に、その通貨の相場が上がるか下がるかを予想するだけの通貨取引です。

 

特にこれといった知識が無くても簡単に行えるのが特徴のこのバイナリーオプションですが、最近ではこの「バイナリーオプション」という単語を検索すると、「詐欺に遭った」、「騙された」というような内容が多く出てくるようになりました。


詐欺や騙されたと思ってしまう主な理由とは?

このように思ってしまった人は、以下のような経験をしてしまった為だと思われます。

(1)行うほど損失が増えていってしまった

(2)出金することができない

(3)利用した業者が一方的な理由で出金をさせてくれない

(4)約定レートをズラしたり判定のごまかしを行っていた?


(1)は言ってしまえば、自分が悪いと言えます。通貨取引で損をして、それをバイナリーオプション自体の責任にしてしまうのはいかがなものでしょうか。これは例えばパチンコで負けた人が、後から「あのパチンコ店は詐欺だ!」と言っているようなものです。

 

そして(2)が問題になる場合、業者によって決められている最低出金額に達していなかったことが考えられます。そのようなものがあるのを知らずにその業者を利用してしまったケースです。やはり最初にその確認を行わなかった自分に否があると言わざるを得ません。ただし、一部の海外業者の中には出金を求めても応じてもらえないケースが出てきて問題になっています。

 「インターネット上の広告を見て興味を持ち、海外業者とバイナリーオプション取引を開始したが、出金を求めても応じてもらえない」といった相談が、最近になって全国の消費生活センター等に数多く寄せられています。

海外業者とのバイナリーオプション取引にご注意ください!−無登録業者との契約は行わないで!!−(発表情報)_国民生活センター

 

問題は(3)のケースです。これは業者に対して取引用に入金をした額以外にボーナスを付けてもらった場合です。この場合、原則的に業者側が設定をした条件をクリアしない限り、出金は行えません。これには気を付けないといけません。タダより高いものはないと考えてください。

 

(4)もマズいですよね。バイナリーオプションが急速に人気度を高めていった2,3年前は判定時刻になっても即座に結果を出さなかったり、為替レート価格を主導で変動させその数字をもとに判定結果を変えたりする業者さえあったようです。

binary-real.hatenablog.com

バイナリーオプションの経験者からの対策方法の紹介

このような理由から、バイナリーオプションについては消費者センターにも多く相談があるようです。ここでは実際にその消費者センターに問い合わせがあった内容を元に、バイナリーオプションを実際に利用したことのある経験者から、そのような場合の対策を紹介していきます。

 

Q1:バイナリーオプションについて検索をしていたところ、ある掲示板に「簡単に100万円くらい稼げる」という書き込みがあったのを見て、興味を持ってその書き込みをした人に連絡をしたところ、すぐに利益が出せると言われて取引業者を紹介してもらいました。

ところが取引を繰り返してもなかなか利益が出ず、投資で合計50万円ほど損をしてしまった。すぐに儲かるとウソをつかれたので、この投資した分を返してもらいたいのですが。

 

A:確かにすぐに儲けられると言われて始めてしまったようですが、自分の意志で投資を行った訳なので、当然損をした分は戻ってきません。これで戻ってくるようであれば、パチンコで負けた人も全員に負けた分を返さないといけなくなります。通貨取引のリスクを全く考えずに簡単に考えて始めてしまった自分が悪いとしか言えません。

 


Q2:取引をしている業者から、投資金額と同額のボーナスを付けると言われて、10万円を投資し、20万円分の取り引きを始めました。その10万円はクレジットカードで払い、取引を行っているうちにある程度の利益も出たので、ここで解約をして出金をしようと思って取引業者まで電話をしたところ、「300万円分の取引を行うまでは解約できない」と突然言われてしまいました。最初にはそのような決まりは無かったはずです。

 

そんな高額まではとても取引は行えないので、ともかく解約したいと伝えたところ、「解約をするには身分証明書と名前や住所が記載されている公共料金の明細書、利用したクレジットカードのコピーをとって送るように」と言われてしまいました。言われるがままにそれらを送っても一向に解約についての連絡が無かった為、再び電話をしてみましたが、二度と繋がりません。

 

騙されたと思い、クレジットカードの引き落としがまだだった為、そちらに連絡をしてみたのですが、請求分を止めることはできないと言われてしまいました。この10万円はもう戻ってこないのでしょうか?

 

A:これはボーナスをエサに、出金条件を高額に設定された例です。入金をした額の他にボーナスを付けてもらった場合、必ずこのような高額の出金条件を設定されてしまいます。業者側もタダではボーナスはくれません。こういったボーナスが付く場合には気を付けましょう。ボーナスをもらってしまった自分が悪いとも言えるこのケースですが、電話が繋がらなくなるのはおかしいです。

 

バイナリーオプションでは出金を行う際に、上記のような身分証明書や公共料金の明細書、そしてクレジットカードで入金を行った場合にはそのコピーが必要になります。これ自体は出金のルールに沿っていますが、やはり連絡がとれなくなった点が気になります。また、出金条件をクリアしていないのに解約に応じたこともおかしいといえばおかしいので、、詳しく調べてもらう必要があると言えます。 


バイナリーオプションを巡る、様々な見方

ここでいう「バイナリーオプション」というものは、いわゆる外国為替証拠金取引の「FX」の事を指します。もっとざっくり言うとリスクの高い先物取引ですね。

よくテレビCMやインターネットサイトの広告バナー等での表示があるDMM証券のFXやSBI証券のものとかが、その良い例といえます。

世界中の各国において扱われている貨幣レートとの相場を分あるいは秒単位の時間変化における相場で、その変化分のお金を稼いでいく商品ですので、あの株式やワラント投資信託などとは大きく異なります。

 

そして、その相場の変化の迅速な変化のあり方そのものが大きいので、常に設定の改変などが必要な点が大きな特徴であり、それ相応の相場読み込みにおけるテク二ックなどがどうしても必要な投資商品でもあります。

 

そのようなバイナリーオプションですが、元々は日本国内にある投資商品ではありませんので、その独特なシステム上のあり方から、様々な誤解を招くような書き込みなどがインターネットサイト上になされたりしているという現状が少なくはありません。しかし、それらの書き込み内にある記事の内容は全て本当でしょうか。やはり、この質問に対しては、大いに反論をしていくような余地があるものと思われます。この事について、今から見ていきます。

 

バイナリーオプションの基本的な内容を、確実に理解をしていく必要性

よく様々なサイト上に、「FXは分や秒単位での相場を利用した詐欺であるから信用できない」等というような書き込みなどもある場合もありますが、こういった書き込みをされている方は、果たしてバイナリーオプションの基本的な内容を確実に理解をしているのでしょうか。まずはこの点に疑問が出てきます。

 

先程も話したように、このFX自体は我が国の本国内において開発をされたような商品ではありませんので、どうしても基本的な投資商品そのものの特徴や特性などを、失敗や成功を繰り返しながらしっかりと理解をしていく必要がある場合も少なくはありません。

それに、株式のように特定の一定の銘柄を扱うのではなく、複数の貨幣レートそれぞれの相場を同時に、それぞれに合った相場読み込みをしながら、分や秒単位で売り買いの設定やロット数などを頻繁に変えたりしていくような工夫なども必要になったりしてきますので、まずはその点を、しっかりと留意をしておくことが肝心です。

 

そして、やはりインターネット環境を媒介にしたうえで、様々な業者が運営をしているFX口座においての貨幣レートを扱っていくという流れになりますので、若干の画面表示上の時差があります。

そうした点を考えたりしてみると、様々な要因や環境的条件、モバイル端末あるいはパソコンなどをメインとしたブラウザ端末での扱いの違いその他、様々な事情が当然ながら絡んできたりしますので、それらを皆が皆、詐欺やごまかしであるなどというサイトの書き込みなどは、あまり信用が出来ない実態がわかる気がします。

 

こうしたあり方から、まずは私達日本人には無い同商品においての仕組みや相場のあり方、分や秒単位の変化の特徴、現在自分自身が使用をしているコンピューター端末本体との対応状況などを踏まえながら、その業者の口座においての様子を窺うという見方がとても重要であるといえます。

 

安全性が高い、バイナリーオプションの商品を扱う業者の選び方

確かに、消費者生活センターによる報告などにもあるように、日本法上では明らかに違法な相場設定や操作工作などをやっている悪質な業者などもいたりする事実については否定は出来ません。実際に詐欺まがいのFX口座を使用をしたために、解約が出来ずに不当に損失を被ったりしているような方などもいたりしますが、そういった被害を受けたりした方は、しっかりとFXについての基礎的な仕組みについての理解をしているでしょうか。

 

国外で造られた投資商品といえますので、必ずしも我が国内においての常識が通じるとは限りません。そこで初心者の方は色々と悪い噂のある海外業者を避けて、まずは日本国内の有名な業者だけに絞って口座開設するのをおすすめします。優良業者といえるのはGMOクリック証券やFXTFなどですね。

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ただ、バイナリーオプションは元々海外で生まれた投資商品。事実貨幣レートなども諸外国で扱われているものを使用していますので、我が国内においての円相場などの計算では対応し切れない事は目に見えています。こういった事情などから、やはり、ある程度の生活面においての極度な影響が無いほどの失敗とかはやむを得ないといえます。

 

そうした失敗と成功を繰り返しながら、真に信頼に値するような、バイナリーオプションの商品を扱う業者を探していく事も、経験のうちの1つであるともいえるかもしれません。これがなければ、利用者本人による上手いこうした相場変動が大きな商品を扱えるような技術などは決して身に付けたりする事が不可能であるとも考えられます。

 

おそらく、一方的なFXに対しての詐欺呼ばわりの書き込みなどをしたりしているような方などは、こうした経験を一度もしたことが無いような方も中には多いような感じもします。やはり、ある程度の失敗と成功は、とても必要であると考える余地は大いにあると考えます。